のんびり外歩き

「自然」と親しみながら「スロー」に生きたい、雑記ブログです。

薪はキャンプ場で現地調達するのがおススメだと思う話

昨今のキャンプブームの影響か、なんだか薪のお値段が高騰気味の気がしています。

ケチな我が家では可能な限り薪を現地調達するようにしています。

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薪は意外に高価

政府の経済対策の影響か、キャンプブームによる需要の増加のためか、このところ薪の価格がジワジワ上がってきている気がします。

以前だと税込みでも500円程度だったのが最近では700円~800円もザラになってきた気がします。

火持ちの良い広葉樹の薪だと更に割高な印象。

キャンプ場での購入を避け、ホームセンターで事前に購入しておけば多少安価にはできますが、それでも500円を下回るのは難しい印象です。

そこで…と言うわけでもありませんが、我が家では薪をキャンプ場で現地調達するようにしています。

山や川には「薪」がいっぱい!

最初に気づいたのは川原のキャンプ場です。

沢登をする方からすれば当たり前なのでしょうけど、キャンプ場が立地するような渓流には意外にたくさんの流木が流れてきています。

山のキャンプ場の場合、勝手に侵入+採取をしてはいけない場合も多いので少し注意が必要ですが、キャンプ場の外輪辺りをウロウロすると、朽ちて落ちた枝や古い倒木を見つける事ができると思います。

これらの木々を利用するわけですね(*^_^*)

メリット

薪の現地調達のメリットは、

  • 安い(無料!)
  • 荷物が減る
  • ワイルドな雰囲気が楽しめる(自己満足?)

が挙げられるかと思います。

デメリット

逆にデメリットとしては、

  • 手間が増えて面倒
  • 燃えにくい(場合もある)
  • 安定調達に不安がある

…といったところかと思います。

我が家の場合、何より子供が喜びますね。

薪広い、ノコギリでの切断、そして焚き火までを自分達のお仕事として頑張ってくれます。

これが一番のメリットかもしれませんね(σ´∀`)σ

 

薪の現地調達でのポイント

ポイント1 なるべく乾いた薪を探す

言わずもがなですが、なるべく乾いた薪を探します。

ただ、あまりにスカスカの木はあっという間に燃えてしまうので、ある程度芯の残った良い木を選んだ方が良いと思います。

実は、慣れてくると多少湿った木でも十分薪として使用できるようになってきますが、湿った木は煙が酷いので、やはりできるだけ乾いた木を探すのが基本ですね。

ポイント2 薪の太さは5~10cmが使いやすい

…と思います。

拾った木は、買った薪と違い鉈や斧では割りづらいです。

細すぎるとすぐ燃えてしまいますし、太すぎると着火に苦慮します。

使いやすい直径は5~10cmという印象を持っています。

ポイント3 買った薪も1~2本あると便利

雨後や条件が悪いキャンプ場だと、乾いた薪や火付きの良い薪が見つからない場合もあります。

慣れてくるとこういった悪条件の薪でも着火できるようにはなりますが、薪広い初心者には致命的に苦痛になる場合があります。

私のおすすめとして、一般に購入できる安価な薪(針葉樹で可)を1~2本持っていくと良いと思います。

最初、これに火をつけ、その火力で拾った薪の水分を飛ばしながら火を移していくとうまく行くことが多いです。

ポイント4 使いやすいサイズに切りそろえる

我が家も最初の頃は長い木をそのまま燃やし、燃えた箇所から折って短くしていっていましたが、焚き火台への収まりや諸々考えると、素直にノコギリで切断した方が使いやすいです。

ちなみにこの切断作業、我が家では子供の仕事。進んで一生懸命切ってくれますよ( ^ω^ )

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あると良い道具=ノコギリ

我が家では日曜大工用のノコギリを持参しています。

アウトドア用よりもかさばりますが、持ち手が長く、安定しているので子どもにも比較的安心して使わせることができます。

欠点としては長さが60cm以上あることです。

持ち運びが不安な場合はアウトドア用のマルチツールのものなどでも良いかもしれませんが、個人的には、重量等をある程度無視できるオートキャンプでしたら、枝打ち用の、ある程度しっかりしたものの方が使いやすいと思います。

 

この辺りだと比較的安価で重量もホドホドで使いやすそうですね。

ただ、子供が太い木を切る場合、最初にご紹介した方の日曜大工用のノコギリの方が刃渡りもあり、切り口も安定するので若干ですが安全かと思います

 

注意点

1 煙の臭いには要注意

あまり神経質になる必要はありませんが、ごく稀に煙が非常に臭い木があります。

臭いは好き好きの面もありますし、本当に臭い薪はごく稀なので余程は大丈夫かとは思います。

2 私有地に注意

なかなか分かりにくいですが、私有地にまで入り込んで採取しないように注意は必要です。

心配な場合はキャンプ場の管理人さんに事前に聞いておいた方が良いかもしれませんね。

3 シロアリなどにも注意

朽ちた木にはシロアリなどの昆虫が住み着いている場合があります。

余った薪は次回のために持ち帰ることも多々ありますが、虫が入っている木は破棄されることをおすすめします(;^∀^)

 

まとめ

薪の現地調達は、私としては最高のキャンプレジャーのひとつだと思っています。

あえてデメリットも探しましたが、どれも些細なもの。

特にお子さんがみえる場合は是非挑戦されることをお勧めします!

…私の分を残しておいてくださいね(´∇`)

 

 

 

 

 

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