のんびり外歩き

「自然」と親しみながら「スロー」に生きたい、雑記ブログです。

水遊びの穴場、パスカル清見オートキャンプ場

夏の終りに岐阜県パスカル清見オートキャンプ場に行ってきました。

木曽川水系の清流馬瀬川を臨み、水遊びには最高のロケーションなのですが、訪問記録などの少ない穴場的なキャンプ場で静かな時間を過ごすことができました。 

※キャンプ場の紹介は素晴らしいブログがあふれているので、ここでは盲点や注意点を中心に利用者目線の情報を独断と偏見でまとめています。

 

パスカル清見オートキャンプ場

岐阜県郡上市から高山市へ向かう風光明媚なドライブルートの「せせらぎ街道」沿いにある全22サイトの静かなキャンプ場です。

 キャンプ場の特徴

全サイト電源付き

全サイトが安心の電源サイト。

別料金は不要なので安心です(*^_^*)

水遊びに最高の環境

水がキレイ!

清流馬瀬川に面しており、水遊びには最高の環境です。

水はキレイに透きとおっています。

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深さもほどほどで安全な場所が多い!

深さも概ね子どもの股下程度、大人なら膝下程度の非常に浅めの部分が多くあり、安心して遊ぶことができます。 

すぐ近くに道の駅があるのですが、そこまでの500mほどはこのような静かな流れが続いており、散策気分で水中を移動することができ、ちょっとした沢登り気分を味わえます

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深いところもちゃんとある!飛び込み可!

浅いだけでは退屈ですが、ちゃんと数箇所深いところもあります。

飛び込みに適した岩もあるので、元気な男の子たちも退屈しないと思います。
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深い箇所は比較的流れが穏やかな上、すぐ下流が浅くなっているので流されてしまう心配はほぼありません。

子供だけでも安心して遊ばせることができます。

※不測の事態もありますので必ず水遊びには大人が同伴してください。

温水のシャワーが無料

水遊びを前提にしているからか、なんと温水シャワーが無料です。

脱衣場も程々の広さがあり、使い勝手は良いです。

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トイレの奥に男女2箇所づつあるようです。

施設がやや古めなのでちょっとだけ湯量が安定しない感じがしましたが、 気になるレベルではないと思います。

木陰がキレイ

木立はキレイに手入れされており、木陰がキレイです。 

f:id:outwalk:20200829151146j:image多くは林間サイトなのですが、少しだけ芝生サイトもあります。
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場内マップは配布していないのですが、1~6が芝生サイト、管理等を挟んで7~22が林間サイトです。

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本当にこじんまりとしたキャンプ場です。

静か

立地的には幹線道路の「せせらぎ街道」が近いのですが、少し奥まっているおかげで騒音は全く聞こえません。

客層的に家族連れや妙齢の?ご夫婦など、キャンプ慣れした方が多いからか、大声で騒ぐグループもいなくてとても静かな環境が確保されていました。

夜も街灯もなく、心地よい暗闇でした(*´σー`)

散策コースが充実

キャンプ場の背後の山はキレイな石畳の遊歩道が完備されています。

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ところどころは普通の山道になっていますが、基本的には石畳が整備されており、非常に歩きやすい遊歩道です。

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全体の案内図はこんな感じです。右上がキャンプ場ですね。

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山頂は案内図に東屋のある部分になるのですが、GPSで確認したところ標高差はほぼ100m。

ゆっくり登っても20~30分で山頂に着くと思います。

案内図の右下、川の対岸にあるのは道の駅のパスカル清見

パスカル清見からキャンプ場まではGoogle先生によると700m。

ウチのチビでも平気で歩ける距離なので、山→パスカル清見でデザート休憩→キャンプ場へ”帰宅”…という散策も可能です(*^_^*)。

ちなみに、この程度の散策にワークマンのライトスリッポンはとても便利です。

思いついたときにカカトを「靴バージョン」にするだけで気楽に散策できるのでオススメです。 

outwalk.hateblo.jp

薪は現地調達が可能

ご紹介した遊歩道周辺は薪の宝庫です。

お金で買った薪よりも不便な面はありますが、ノコギリで長さを揃え、自分達で苦労して火を付ける体験は子どもたちの宝になると思いますよ(*^_^*)
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 …とここまでは良い話です。
ここからは重要な「ちょっと気になる話」や注意点です。

【注意点1:買い出しが不便】

このキャンプ場周辺には買い出しができる施設が皆無です!

岐阜県の道の駅には往々にして地元野菜などが並んでいるのですが、なぜか道の駅「パスカル清見」にはそれがありません。

コンビニ、スーパー、何れも30km近く運転しないとたどり着けません!!!

キャンプ途中の買い足し買い出しは不可能と考えて下さい。 

【注意点2:サイトは少し小さめ】

最近のキャンプ場に比べて、サイトはやや小さいです。

公称7m✕7m。

我が家のメインテント=カマボコテントのようなトンネルテントだとハッキリ言って手狭です。

今回はセカンドテントのコールマンのワンルームを使用しましたが、ツールームテントとタープの併用は不可能と考えておいて下さい。 

ちなみに我が家のセカンドテントは中古品です。

購入時には勇気が必要でしたが、まぁ安かろう程々だろうで気楽に使えるので後悔は無いです。

outwalk.hateblo.jp

【注意点3:水場やトイレが少ない】

水場やトイレは管理等にしかないです。

何れもキレイに手入れされているので好感が持てますが、少ないものは少ない。

小さいお子様連れの場合、少し不便を感じることもあるかもしれません。

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キレイで使いやすいんですけどね…。。。

【注意点4:アブやブヨが多い】

水辺のキャンプ場なので夏場のアブやブヨは避けられません。

パワー森林香でも力不足かも。。。

【注意点5:直火は禁止】

…です。。。 

花火の時間制限とか場所制限とかは無いみたいです。

【注意点6:連泊には辛い】

洗濯機はあるのですが、トイレの奥、シャワー室の隣で乾燥機なし=多分、水着の脱水専用機です。

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先述したように買い出しのできる店もない環境です。コインランドリーもありません。

「男キャンプ」以外での連泊はきついかもしれませんね。 

オススメ情報

おすすめ情報としては、

  • 道の駅「パスカル清見」が近い
  • 車で10分未満のところに「明宝温泉 湯星館」がある
  • 道中の「せせらぎ街道」は(特に紅葉が)絶景

…などがあるのですが、何れも公式サイトで紹介されていますので割愛します(●`ε´●)

周辺スポット | パスカル清見オートキャンプ場

まとめ

木曽川水系の清流馬瀬川の上流部に位置するパスカル清見オートキャンプ場。

設備的に大きな不自由もなく、電源やシャワーが自由使用でむしろ恵まれた静かな環境、水泳天国なのに予約も比較的取りやすく、穴場なキャンプ場です

不自由な部分があることは否めませんが、一泊で水遊びを愉しむには十分以上のステキなキャンプ場だと思います。

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