「奥飛騨温泉郷オートキャンプ場」で極上温泉(無料!)に癒される!
今年のシルバーウィークは4連休。
楽しみにしていた奥飛騨温泉郷オートキャンプ場で3泊4日の長期滞在キャンプを楽しんできました。
※キャンプ場の紹介は素晴らしいブログがあふれているので、ここでは盲点や注意点を中心に利用者目線の情報を独断と偏見でまとめています。
- 奥飛騨温泉郷オートキャンプ場
- キャンプ場の特徴
- 【注意点1:サイトは小さめ】
- 【注意点2:川原サイトには日陰が皆無】
- 【注意点3:現地での買い足しは困難】
- 【注意点4:洗濯機はあるが、乾燥機がパワー不足】
- 【注意点5:チェックイン繁忙時間は混雑】
- 【注意点6:人気のキックスケーターレンタルは高コスト】
- 【注意点7:夜中はゲートが閉まるみたい】
- 【注意点8:(2020年秋時点)7月の豪雨の影響あり】
- まとめ
奥飛騨温泉郷オートキャンプ場
飛騨の最奥部に位置し、道の駅「奥飛騨温泉郷」に隣接する比較的高規格なキャンプ場です。
後述しますが、異なる3タイプのサイトが全体で175サイトある、かなり大規模なキャンプ場です。
電源サイトや区画サイトもありますが、今回は川原のフリーサイトを利用しました。
キャンプ場の特徴
【特奨!】場内に無料の温泉あり!
何は無くともこのキャンプ場はこれでしょう!
場内にはキャンパーが無料で使用できる温泉があります。
キャンプ場にお風呂があるだけでも十分ありがたいのですが、実際には往々にして狭かったり、事前予約が必要だったり、時間制限があったりで落ち着けないことが多いと思います。
…が、ここの温泉は別格。最高のクォリティー!
規模も大きいので満員になるようなことはほぼ皆無!
6:00~22:00までなら予約は不要!時間指定も制限も無し!
自由に利用できます。
無敵の天然温泉で湯量も豊富。最高の湯加減。
混雑もしないのでゆったりと思い付いた時に自由に入浴できるので、湯治よろしく1日に何度も利用してしまいました(*´σー`)。
石鹸を使った洗髪などは脱衣場に併設のコインシャワー(何故かこちらは200円)を使用する必要がありますが、個室は広めですし1回あたり8分間利用できるのでストレスにはならないと思います。
地味にありがたいのがドライヤー(100円)と両替機の存在。
…ちなみに男性用はスカスカでしたが女性陣のドライヤーは結構混雑していたそうせす^^;。
トイレは洋風+温座+ウォシュレット完備!
…です。
正直、ありがたいです(*´∀`*)。。。
きれいに管理されており、清潔感もありました。
キャンプでも大丈夫な感じですね。
炊事場はお湯が使える!
朝は8時からと時間制限はありますが、洗い場ではお湯がでます。
寒冷地ですし嬉しいサービスですね( =^ω^)。
湯量も豊富で本当に助かりました。
サイトは石のゴロツキも少ない
サイトは客土で整備されているみたいで、小石も少なくよく整備されている印象でした。
基本、芝生は無いです。
今回は季節的なこともあり、流行りの「お座敷スタイル」を採用していたのですが、クッションのある銀マットが無い部分でもゴロゴロできてしまうくらいでした(゚∀゚)!
地中の石も少ないみたいでペグもよく刺さりよく効きますが、強度のある金属製のペグの方が良いかと思いました。
レンタルのキックスケーターが人気
レンタル用具として、自転車、キックスケーターが沢山揃えてあります。
自転車よりもキックスケーターが大人気でしたね。
場内道路は舗装されており、普通に自動車も利用するのですが、ゆったりとした利用客ばかりなのでしょうか…何故か車の出入りも少ないので、早朝から夕方まで常に何人もの子どもたちがケリケリしまくっていました(笑)。
道の駅に隣接
キャンプ場は道の駅「奥飛騨温泉郷」に隣接…と言うか、道の駅の一部となっています。
道の駅にはいくつかの飲食店や売店もあるので、いざという時には心強いです(笑)
キャンプで使う野菜などはあまり期待できないのですが、飲食店があるのは安心できます。
サイトは雰囲気の異なる3種類
サイトは全て区画サイトです。
サイトは電源あり+林間+整形された区画サイトのⅠ、林間+不定形で自然な雰囲気ののⅡ、開放感はあるけど日陰が皆無のⅢの3種類から選べます。
Ⅰの整形区画サイトは垣根でキレイに分けられており、プライベート感も味わえます。
木立も多いのでスラックライン(綱渡り)とかやるにはこちらかもしれませんね。
河原のⅢは他の写真をご覧ください。。
焼岳の勇姿に心踊らされる(笑)
完全に山好きの私見ですが…北アルプスが近いので、登山のベースキャンプに良いかもしれません。
雲の上の山が焼岳です。
この写真では無理ですが、よく見ると噴煙も見えますよ!
さて、ここからは恒例の? 長所より重要な注意点です!
【注意点1:サイトは小さめ】
1番の注意点として、全体的にサイトは小さめです。
区画サイトは我が家のカマボコテントのような大きめとテントだとそれだけでいっぱいです。タープは無しか小さめにする必要がありますね。
川原のサイトも横幅は6m程度なのでトンネルテントは縦にしか張れないので注意が必要です。ただ、なぜか縦には公式サイトの紹介よりはるかに長くて、15m以上あるのでレイアウトを工夫すれば広々と使うことはできそうです。
【注意点2:川原サイトには日陰が皆無】
…です。
奥飛騨、という割には標高がそこまで高くない(750mくらい)なので、夏には林間サイトにしないと暑いかもしれません。
夏の昼間は地獄と思われます。。。
【注意点3:現地での買い足しは困難】
日本の奥座敷、飛騨の最奥部です。
比較的近所、車で5分程度の場所に生協がありますが品揃えは最小限と思ってください。
飛騨牛も売っていますが非常用の買い出し程度に考えた方が良さそうです。
ちなみにこの生協、18:00には閉まってしまいますし、火曜日は(祭日でも)定休日らしいので注意が必要です。
→ 場内の売店は充実
調味料類は一通り扱ってみえますし、米は2合づつ小分けして売られていました!
店員スタッフさんの細かい心配りが素晴らしいと思います。
余談ですが、本わさび(小)が1本50円で販売されていました(驚)!
ちなみに隣接の道の駅では2本(大)で500円でした(笑)
【注意点4:洗濯機はあるが、乾燥機がパワー不足】
場内にコインランドリーがあり、洗濯機も7台程度設置してあるので比較的恵まれた環境だと思います。。。が、乾燥機はガス式ではなく電気式なので正直、パワー不足です。
ガス式のように短時間でフワッフワ!…という訳には行かないです。規定の30分/100円ではジトジトですので注意が必要です。
【注意点5:チェックイン繁忙時間は混雑】
チェックインの手続きがドライブするー方式になっています。
比較的大規模なキャンプ場ということもあり、チェックイン開始時刻の13時頃には入口ゲート付近には長蛇の車列が発生…。。。
待ち時間を車内で過ごせるのはある意味長所かもしれないのですが、盲点として、長期滞在時の再入場がこの時間帯にぶつかると、この悪魔の車列に捕まってしまうのです。
再入場は一工夫が必要です!
【注意点6:人気のキックスケーターレンタルは高コスト】
長所でご紹介したキックスケーターのレンタルですが、1時間300円と少々割高。
兄弟姉妹で2~3回利用すると平気でチャリンチャリン…です(T_T)。
ご自宅にある場合はご持参を強く推奨します(笑)
【注意点7:夜中はゲートが閉まるみたい】
きちんと確認できなかったのですが、夜中には入場ゲートが閉じられるみたいです。
登山のベースキャンプとされる場合、事前に確認しておいたほうが良いかもしれません。
【注意点8:(2020年秋時点)7月の豪雨の影響あり】
今回利用したのは2020年(令和2年)の9月なのですが、7月の豪雨で全国的に相当あれた状態になりました。
岐阜県のキャンプ場も様々に被害があったようなのですが、奥飛騨温泉郷オートキャンプ場も護岸がかなり派手に削り取られてしまっていました。
川に降りていける階段もこのとおり。
少しわかりにくいですが、奥の方はごっそり削り取られて階段が中に浮いた状態になっています。
自然の怖さを感じられる情景でした。
まとめ
奥飛騨温泉郷オートキャンプ場、無料のかけ流し天然温泉が自由に愉しめる、長期滞在型の超優良キャンプ場でした。
特に気になる注意点を再掲すると…
- サイトのサイズには要注意(狭い)
- 現地買い足しは結構難しい
- 夏は木陰一択
…といったところでしょうか。
これだけ気をつければ、あとは自然豊かで静かな環境がやくそくされています。
何より感じたのが、管理人の皆さんがキャンパーを大切にしてくれているということです。
多少の一工夫は考慮したほうが良いかもしれませんが、本当に静かで心地よい時間を過ごすことができますよ。
我が家は再訪決定です(笑)!