グリーンパーク山東オートキャンプ場で春キャンプ ~安くてお手軽な寒さ対策をご紹介~
しばらく更新が止まってしまっていましたが、先日、3月20日(祝)~22日(日)の2泊3日で今年最初の春キャンプをしてきました!
コロナウィルスの災禍の中ですが、キャンプ場は満員御礼、フリーサイトも予約でいっぱいだったようです。
我が家は妻が極端な寒がりなので、この時期のキャンプは正直微妙。
本来は完全な防寒対策が必要なのですが、サラリーマンの貧乏ファミキャンにそれは無理。
今回は我が家の(つたない)寒さ対策とその効果をお知らせします。
- 行先はグリーンパーク山東オートキャンプ場
- 対策1 標高の低いキャンプ場を選ぶ
- 対策2 トンネルテント(ツールームテント)でお座敷を準備
- 対策3 電源サイトを利用
- 対策4 ホットカーペット
- 対策5 セラミックファンヒーター
- 対策6 家庭用カセットガスコンロを準備
- 対策7 料理は冬バージョンで!
- 対策8 寝るときは電気毛布を!
- まとめ
行先はグリーンパーク山東オートキャンプ場
行先はグリーンパーク山東オートキャンプ場。
西日本で人気No1のキャンプ場だそうです。
それでは早速我が家の寒さ対策をご紹介します。
対策1 標高の低いキャンプ場を選ぶ
中学校で習ったとおり、100メートル高くなると、気温は 0.6℃程度下がります。
※正確には0.649℃だそうです。
グリーンパーク山東オートキャンプ場は標高が低く、夏は少々暑いようです。
(キャンプ場のQAにも明言されています)。
その分、相対的に高めの気温が期待できます。
と、ここまでは良くある話。
ここでもう一工夫です。
注意点:風速と日当たりにも要注意!
風速1mで体感温度は1℃マイナスに!
…なるそうです。山屋には常識の話ではありますが、個人的には1℃どころか2℃くらい変わる気もします。
春は天気が周期的に変わるのて天気予報も大切ですが、風の弱そうな山あいのキャンプ場や周りが遮蔽されたサイトを選ぶのも手です。
ちなみに今回の山東内グリーンパークは古戦場で有名な関ケ原との境の米原市。
地形が若干谷あいになっており、周辺地域よりも風が強めなのが若干のマイナスではありました(笑)。
太陽は偉大!
北風と太陽ではないですが、同じ気温でも太陽の有無で季節は1ヶ月変わります!
これも天気次第ではありますが、この時期は林間サイトは避けた方が快適だと思います。この時期は日陰はタープで十分です!
対策2 トンネルテント(ツールームテント)でお座敷を準備
最近、お座敷スタイルが流行ってきているようですが、これおススメです。
トンネルテントかツールームテントが必須
この時期の風が強い日に「完全に外でのバーベキュー」は変態マニアの世界です。
これを強行すると家族がキャンプ嫌いになってしまいます。
お座敷は快適!
もちろん、室内空間での机椅子でと良いのですが、秋や春は寒いです。
鍋とかをする場合にはなお座敷の方が快適です。
子どもが寝静まった後でもゆっくりできるお座敷の確保は重要です。
特に風の強すぎる日や雨の日、そして夜中は焚火よりお座敷でゆっくりお酒です!
対策3 電源サイトを利用
家族連れ、しかも寒がりメンバーときているので、晩秋と春は素直に電源サイトを選択するようにしています。
自然に親しむという本懐からは離れてしまいますが、子供が小さく、キャンプ時の親(妻)の負担が相対的に高いうちは仕方ないかと。。
結果として、以下の対策が選択可能になります。。
対策4 ホットカーペット
対策3でご紹介したお座敷スタイルには必須です(笑)
ホットカーペットは消費電力に注意!
ホットカーペット消費電力が高い傾向があります。使用される製品のワット数(…と言うより電流=アンペア)には注意してください。
キャンプ場の電源は10~15アンペアが普通なので、うっかりフルパワーで使うとブレーカーが落ちる場合があります!
対策5 セラミックファンヒーター
薪ストーブや灯油ストーブは非常に有効だとは思います。。
厳冬期でも力を発揮する彼らは確かに魅力的ですしパワーも期待できます・
…が、燃焼系のストーブ類は二酸化炭素や一酸化炭素が非常に心配です。
それに正直、一般家庭には敷居が高すぎる!!!
燃料の準備やら後始末やら何かと面倒!
…と言うわけで現実的な選択肢はカセットコンロを使用するガスファンヒーターかセラミックファンヒーターでしょう。
我が家はデロンギのこれをメルカリで4000円くらいで入手しました。
決め手は1300Wのハイパワー。
…但し…ホットカーペットとの併用時にはブレーカーにご注意ください。。
また、過度な期待は禁物です。
部屋や空間を暖めるのは無理です。
ほんのりと柔らかい空気になる程度ですね。
メリットは、夜通し…寝ている間もつけっぱなしでも安全なことです。
アイリスとかには安価で1000ワット程度の商品がありますので、期待する能力の割にはデロンギはオーバースペックだったかな。。。
燃焼系でもこういうのなら手軽で良いですね。
対策6 家庭用カセットガスコンロを準備
焚き火や炭焼きはキャンプの醍醐味ですが、風が強すぎる日などは柔軟に対応したいもの。
微調整ができる=使い勝手が良い
カセットガスコンロは焚き火や炭にはない微妙な火加減の調節が可能です。
焼肉以外のあらゆる料理に対応できる汎用性は捨てがたいです。
ついでに、カセットガスコンロは…
家庭用の調理器具がそのまま使える
…ので、ご自宅の鍋やフライパンが使えますし、我が家では挑戦していませんが土鍋も使用可能。
寒さ対策に限らず、1個は準備するのが得策です。
ちなみに山屋の私ですが、ファミキャンではカセットコンロです。山屋用のOD缶の道具はオートキャンプでは不自由でランニングコストもかかりすぎます。
一般的な家庭用カセットガスコンロで十分ですよ!
…雰囲気出ませんけどね。
対策7 料理は冬バージョンで!
料理は心と体を一番暖めてくれます(笑)
バーベキューに固執してはいけません。
この時期故の料理も楽しみたいですね。
我が家の定番料理は…
煮込みラーメン
手軽で良いですよ。具材も適当で行けます。
朝、雑炊まで楽しめます。
焼うどん
これも室内向けに最高です。
ややこしいことは考えず、コンビニのレトルトを買ってきて野菜や卵を加えて鍋化して楽しんでいます。
ちなみに、スーパーにも割安にレトルトセットはありますが、コンビニのものの方が総じて具材が豊富なので我が家はコンビニ派です(笑)。
チーズフォンデュ
我が家は夏でもやります。
実はかなり簡単にですので、また後日、写真とかが準備できたらご紹介します。
美味しいパン屋のバケットがあると最高ですね( ^∀^)
我が家は出来るだけ行った先でパン屋を探すようにしています。
それ意外のアイデア
室内料理は熱源があるだけでも十分暖かくなりますので、料理も汁気でなくて良いかも。
たこ焼きとかもやってみようかな。
消費電力の関係で(ブレーカーが落ちると困るので)あまりお勧めはしませんが、電源サイトならホットプレートでお好み焼きやホットケーキも作れますね( ´∀` )。
対策8 寝るときは電気毛布を!
電気毛布は消費電力が少ないので、電源サイト以外でもポータブル電源があれば使用可能。上手に買えば2~3000円で調達可能ですので効果でスペースをとる冬用シュラフを買い足すより現実的。
我が家は今回、一枚を下に敷いて4人が上半身だけ乗るように使用しましたがとても効果的でした。
電気毛布は外回りのサイズに騙されないように!
我が家は今回、出発直前に急遽買い足しを図ったので、得意のAmazonでも間に合わず、近所のホームセンターに唯一残っていたものを何も考えずに購入してしまいましたが、電気毛布は外回りのサイズ全てが温かくなる訳ではないです!実際に電熱線が入っている範囲を良く調べて購入して下さいね。
まとめ
上記の対策を準備して挑んだ今回の春キャンプ、結果的には快適でした。
一番は好天に助けられたのでしょうけど、1泊目の朝の外気温は2度くらい、2泊目も6度くらいの環境下で何とか寝れました。
妻もまた春キャンプ同行してくれそうです!(=一番重要な観点)
いかがでしょうか?
家庭用ガスコンロは今時、どのご家庭にもあると思いますし、メルカリなどで上手に買えば、今回ご紹介した電気毛布やセラミックファンヒーターならトータル1万円以内で何とかそろえることができます。
一見敷居が高く見えた春キャンプ、大した追加投資なしで十分楽しめました!!!
!!!
ま、春キャンプの1番の難関は道具よりも天気かもしれませんね。
あと、人気の電源サイトはハイシーズン並みに予約が困難だったりします。そちらにもご注意くださいね!