のんびり外歩き

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NHK大河「麒麟がくる」を子どもと一緒に楽しむ簡単な方法

日曜の夜には、春に小学校の3年生になる上の娘とNHK大河ドラマ麒麟が来る」を楽しみに観ています。

どうやら学校で多少話題になったことや、「麒麟」=「キリン」の勘違いからの親近感を持ったようです。

が、ことはそこまで都合よくはいきません。

まだ歴史の授業は始まっていませんし、今まで歴史の本や知識を全く与えていなかった我が子には、このドラマ少々難解な様子。

 

今週、第7話まで放送されましたが、今回、ほんの少しの工夫を加えたことで、今まで「?」が続いていたチビの理解度がグンッと上がったようなので、その方法をご紹介します。

 

麒麟がくる

麒麟がくる』(きりんがくる)は、2020年(令和2年)に放送されているNHK大河ドラマ第59作です。

www.nhk.or.jp

従来、裏切り者のレッテルを張られていた「逆臣」の明智光秀が主人公と言う、意欲作です。

個人的には、最近の大河ドラマは少々ひねりすぎで、もう少し王道のテーマを選定してほしい気もします。。

放送前には沢尻エリカの騒動などもありましたが、何とか無事スタートた印象ですね。

家族で視聴

前述のように、チビ達が観たいというので、我が家で家族そろって大河ドラマを視聴することにしました。

家族そろってテレビを見る習慣がなかったので、親にとっては幸せな時間です( ´∀` )

ただ、どうにもチビ達には難しすぎるようで私に色々聞いてくるのですが、ドラマの合間だけでアレコレ説明するのは難しく、ストーリーはおろか、人間関係も何も理解できていない様子。

このままではチビ達が可哀そうに感じていました。

ま、飽きたりつまらなくなったら観なければよいだけですが、せっかくの家族団らんですし、興味を大切にしてあげたいのて、どうしようかと思案していました。

何故むつかしい?

我が家は下のチビもまだ幼稚園ですし、上のチビにも子供向けの単発アニメくらいしか見せていなかったので、長編のストーリーをいきなり見るのはそもそもハードル高すぎだったのですが、それを差し引いても歴史物、特に「麒麟がくる」は難しい部分があると感じています。

親戚縁者の相関関係が複雑

麒麟がくる」の特色として、人物の縁戚関係や上下関係が一般の歴史ものより複雑に感じます。

土岐家ー明智家の関係や、明智家ー斎藤家の関係、深芳野と義龍や稲葉一鉄との関係…現時点では、主要な登場人物達が何らかの姻戚関係にある場合が多く、また、多くが閨閥関係で結びついており、ドラマのストーリーやセリフだけでは語り切れないと思います。登場人物を事前に知っていないとややこしすぎ。

上下関係が見分けられない

江戸時代を経た幕末のドラマなどでは、組織体制がしっかりしており、主君と家臣の見分けも付きやすいですが、戦国時代は下剋上の影響もあって上下が混雑したり家臣も付いたり離れたり。

主家が完全に断絶していればまだ分かりやすいのですが、中途半端に傀儡化していたり、その傀儡主君が家臣を襲わせたり…ごちゃごちゃです。

服装や色で上下関係が分かればよいのですが、例えば細川~三好~松永では、松永久秀が一番派手な姿で登場したり自由に動いたりするので主従関係にあることを理解しがたいかもしれませんね。。

(多分)俳優女優の見分けもまだつかない

これは仕方ないですが、大河ドラマは登場人物が多いのでチビ達には覚えきれないと思われます。俳優陣の顔、見分けられているのかな???

で、どうしたのか

たまたま妻が仕事で上京した折に、駅で無料配布してあったパンフレットをもらって来てくれました。

麒麟のパンフレット

こんなやつです。f:id:outwalk:20200303082943j:image

そこには比較的詳しい相関図が載っていました。

f:id:outwalk:20200303083048j:image

余談ですが…ちゃんと差しかわってます。f:id:outwalk:20200303115242j:image

 

で、これと手元に置いて見比べながら視聴するようにしたところ、とても便利でした。

チビが「これ誰?」と言えば「この人だよ」と指さすだけでひとまず解決します。

登場人物の立ち位置が直感的に理解できるようになったようです。

(当面の)上下関係や(当面の)敵対関係もある程度図示されているので、自力で調べたりできているようで良い感じ。

パンフレットが無い場合の代案は?

ウチはたまたま良いパンフレットを無料配布で入手できましたが、書店にある特集本にも当然、人物相関図はありますのでそれで代用可です。

(代用と言うよりそれが本来の気もしますが…)。

ただ、大河ドラマは登場人物がドンドン増えていきますし、物語中盤には前半と大きく状況が変わってしまうので、人物相関図は時点整理が必要。

書籍に頼ると将来的に数冊買わされることになるので無料のパンフでの代用がお得です(* ̄∇ ̄*)

なるべくコストはかけたくないですね。

他の方法としては、ひとまずネットの相関図を印刷して使用するのも良いかも。

下記のものはさすがオフィシャル、若干簡略ですがまぁまぁ良さそう。

www.nhk.or.jp

書籍を購入されるならこんなところでしょうか。

 

麒麟がくる 前編(1) (NHK大河ドラマガイド) [ 池端 俊策 ]

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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」完全ガイドブック (TOKYO NEWS MOOK TVガイド特別編集)

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まとめ

麒麟がくる」の世界観は、現代の安定した社会で暮らしている我々には少々難解な部分があると思います。

複雑な人間関係や上下関係を理解すればドラマもより一層楽しめると思います。

どのような形でも良いので一度、人物相関図を手元に置いて見比べて視聴されてはいかがでしょうか?

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