蒲郡の「ラグナシア」でせこく楽しむ方法
梅雨の晴れ間に愛知県蒲郡市のラグナシアでプール遊びを楽しんできました。
家族連れひなやや割高な有料プールになりますが、せこく楽しむポイントをいくつかまとめてみました。
ラグナシア
ラグナシアは海をテーマに大航海時代や海洋冒険譚をイメージし、地中海の交易で栄えた中世のアドリア海に面した港町という設定のテーマパークです。
道路を挟んでおさかな市場・ラグーナアウトレット・レストランなどの商業施設が入居する「ラグーナフェスティバルマーケット」があり、ペデストリアンデッキ(連絡通路)で歩いて移動できます。
ラグナシアのオススメポイント
異国情緒が楽しめる
特定の国や時代に特化した訳ではないようですが、全体的に南欧っぽいよい雰囲気が作り込まれています。
適度な老朽化による適度な「ヤレ感」が奏功し(笑)妙なリアリティがあり、本当に外国に来たような風景でちょっとした旅行気分が味わえます。
単なる遊園地と違い、違う世界、遠いところに来たような『非日常』な感じが好きですね。
わりと空いている
東海地方で夏のプール遊びと言えば長島スパーランド辺りが有名かと思いますが、同時にとんでもない激コミスポットでもあります。
今回はコロナ禍の中の自粛ムードや、前日まで悪天が予想されていた天気予報の影響もあったのかもしれませんがガラガラに空いていました。
昨年も7月28日(日)に訪問したのですが(今回ほどではありませんが)自由に泳げる混み具合でしたので、この地方のレジャー施設にしては空いていると思います。
プールの水がキレイ
…です。
運が良かったのかもしれませんが、水のキレイさには感動しました。
水中メガネを付けるとずいぶん遠くまで透き通って感動モノです。
水温も冷たすぎず、かと言って激込みプールのように妙に暖かくなってもおらず、非常に快適に楽しむことができました。
周辺関連施設が充実
今回は都合で利用できませんでしたが、関連施設として道路を挟んだ場所に「ラグーナフェスティバルマーケット」や天然温泉「ラグーナの湯」があります。
「ラグーナフェスティバルマーケット」はおさかな市場、ラグーナアウトレット、レストランなどの商業施設が入居した複合施設。ペデストリアンデッキで歩いて移動できます。
衣料や雑貨を取り扱うアウトレットスペースは、大型ショッピングモールが当たり前となった昨今では特筆するほどのものはありませんが、レストランやおさかな市場は観光市場としては十二分で、プールや遊具を楽しんだ後の食事まで心配は無いと思います。
今回は時間の都合で諦めましたが 遊ぶ→風呂→食事→寝せながら帰る という黄金の流れで1日を完結できます。
すべて消化すると予算がきついですけどね…
短所
入場料は高め
プールのみ使用の場合でも大人3,300円、小学生1,650円。
我が家の構成(大人2人+小学生2人)の場合入場だけで1万円弱。
公共のプールに比べてちょっと高すぎるかな。
株主優待で格安になる名鉄系の遊園地などと違い、決定的な割安入場方法も見当たらないです。
我が家の財力では年1回の利用が限界です(;´д`)
園内の食事は観光地価格
…です。
美味しいから文句はないですし、長所にも挙げた異国の雰囲気のあるメニューもきちんと準備されているのは及第点ですが…我が家は持ち込みを基本に、1~2品を現地調達して雰囲気を味わっています(^_^;)。
倹約1 無料の休憩所を活用すべし
ラグナシアには木陰が無く、日差しを避けるのに一苦労です。
有料の休憩所が大量にあるので、確実なのはこれを利用することですが、クッションや机椅子に懲りすぎていていまいちリラックスできないかも。
…となると、コスパ最高の無料の休憩所に頼ることになるわけですが、イチオシはステラパーク横の休憩所です。
理由は…
- 無料であること
- 日陰が濃いこと
- 飲食が自由であること
です。
波のプールの上にある無料休憩所も景色が良いのオススメですが、こちらは半日陰なので少し暑いです(;´∀`)
ステラパーク横の休憩所は透過光もなく、濃い日陰が確保されています。
更にこの休憩所は「プールの外」の扱いなので持ち込み飲食が可能なんです。
クーラーBOXを持ち込む強者もいるみたい。
場所は少し分かりにくい
この休憩所、場所が少し分かりにくいので解説しておきます。
1)入場ゲートをくぐったらすぐ左折
…してください。
一旦屋内へ入ってしまいます。
2)途中はゲーセンで暗いけど迷わず進む
こんな表示があるところを入っていきます。
途中はゲーセンで暗くて不安になると思いますが、分かれ道は無いので迷わず突き抜けて進んでください。
3)外に出て強気に20m程度歩くと見えてくる
20~30mほど歩くと右手に見えてきます。
レジャーシートを忘れないで下さいね(*^_^*)
すぐ横のプールの中にもよく似た環境の無料休憩所がありますが、こちらは「プールの中」なので飲食がダメ。
また、角度の関係で時間によっては日差しに悩まされる部分もあるのでできればパーク横の「プール外」の無料休憩所をオススメします。
倹約2 超優良無料施設「ゼウスの稲妻」が盲点
ラグナシアには一番の目玉になってもおかしくないはずなのに何故かマイナーで穴場になっているプール施設があります。
それが ロングスライダーの「ゼウスの稲妻」 。
ちょっと分かりにくいですが、この写真の奥の建物にあるロングスライダーです。
どんなプールにいってもスライダーは一番人気で大行列としたものなのですが、ここのスライダーは立地が悪すぎてほとんど人気が無いほど空いています。
プールチケットだけで何度でも利用できる上に空いているので超おすすめの有料施設です。
なぜ空いているのかを考えてみましたが、
- この建物にはスライダーとは別の(有料の)遊具が併設されており、ごちゃごちゃして存在自体がわかりにくいこと
- 一見すると有料の遊具に見えること
- 他のプールと繋がっていないこと、滑り降りた先が他のプールから全く見えないこと
- 乗り場がわかりにくいこと
…あたりが原因ではないでしょうか。。。
乗り場への路程
こちらも乗り場までの路程をご紹介しておきます。
1)反時計周りに建物に向かう
波のプールから反時計回りの方向へてくてく歩いて移動します。
基本、建物に向かえばOKです。
入り口(…と言うかスライダーの降り口)にサンダル置き場あるので、履物を履いて行ってもOKです(*^_^*)!
2)建物脇の坂を登る
建物に近づくと、足元に遮熱防止の青いシートが敷かれています。
これをたどって坂を登っていっていただくと、入り口があります。
この写真のちょうど右手あたりがスライダーの降り口で、このあたりにサンダル置き場があるのでここで脱いで下さい。
坂を登る途中には有料施設の入り口があるので気後れするかもしれませんが、迷わず登って下さい。すぐに「ゼウスの稲妻」の入り口があるはずです。
身長制限があり、120cm以下の子どもは利用できないのでご注意下さいね。
倹約3 食事は(ある程度)持ち込みを!
ラグナシアの食事は全般的に観光地価格で割高ですが、持ち込み制限がありません!
我が家ではコンビニ等である程度を買い揃えて持ち込んでいます。
ただ、それだけでは気分も出ないですし、テイクアウトメニューには美味しいメニューもあるので、いくつかを現地調達して雰囲気も楽しむようにしています(*^_^*)
余談ですが、入り口近くの売り場は妙に混んでいます。
お店のおっちゃんがとても良い人なのですが、若干処理速度がおそいような…(;^ω^)
メニューにこだわりがなければ、波のプールの裏辺りにある遊園地用の売り場は空いていますのでオススメです。
まとめ
ラグナシア、料金は若干割高で年に何度も利用するのは憚られますが、南欧の異国情緒が味わえるのでプチ旅行と考えればとても良い施設だと思います。
高めの料金のためか、東海地方の遊園地としては空いていますし、優雅に楽しむ1日になるのではないでしょうか。