のんびり外歩き

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100円ショップダイソーで自己融着テープを発見!

100円ショップのダイソーで自己融着テープを見つけました。

なんちゅーマニアックな商品を…と言うことで早速買ってみました。 
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自己融着テープとは?

一般的なビニールテープやセロハンテープなどには「糊」=粘着剤でくっつきますが、自己融着テープは「糊」がなく、テープ同士の重なりのみで貼り着く「自己融着性」でくっつくテープです。

引っ張りながら巻き付けると表裏で密着します。

粘着剤を使用していないため、耐水性、耐熱性などに優れ、特に電機関連工事や水回りの工事に多用されます。

こちらの記事が丁寧に解説されていますね。  kurashi-no.jp

一般的には500円~1000円くらいが相場と言う印象があるので、100円ショップでの取り扱いは…ビックリ Σ(・□・;)

品質を気にしつつ、早速購入してみました。
 

自己融着テープのメリット

粘着剤を使用するテープ類は、時間の経過とともに経年劣化+加水分解等で必ず粘着剤がベタついてきてしまいます。特にビニールテープはその傾向が顕著ですが、マスキングテープですら、粘着剤は変質してしまいます。

自己融着テープは粘着剤を使用していないのでこの心配はなく、ベタつきの心配が一切不要なのが1番のメリットです。

 

自己融着テープの注意点

100円ショップ(ダイソー)の商品紹介にはいる前に自己融着テープの欠点をとしては、基本的に巻き付け以外の用途には向かないです!

このあとご紹介するような、巻き付けの用途に特化した製品となります。

 

ダイソーの商品

ぶ厚い!

さて、ようやくダイソーの商品を確認してみます。

テープはうっすらと格子状の表面加工があり、ずいぶん分厚いです。


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また、丁寧に(多分、埃の付着を防ぐための)剥離テープもつけてあります。

先にリンク紹介したブチルゴムの商品は…


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こんな感じで、別物レベルΣ(・□・;) 

素材もちょっと違う

先のリンク先のニトムズの商品は材料が「ブチルゴム」とだけ記載されていますが、ダイソーの商品には「ニトリルゴム」「ポリエチレン「」ポリプロピレン」の3種が記載されています。

使い方は普通の自己融着テープと変わらない

説明書には一般的な事故融着テープとさほど変わりのない説明が記載されていました。

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使ってみた

実際に使ってみました。

今回使用したのは絶縁目的でも漏水対策でもなく、ほうきの割れた竹製の柄の補修です。 

この子の割れた柄にクルクルと基本に忠実に巻き付けていきました。

作業前
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作業後 
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アップ
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非常に良く伸びるというのが第一印象。

これだけ巻いても元のテープは30cmも使いませんでした。

長さが2mらしいので、全部使うと同じ作業なら7~8本分くらいできてしまうかも。

コスパは最高レベルですね。

融着力もしっかりしていて剥がれる心配は無さそう。

持った感じはビニールテープよりはゴムに近い感覚です。

ちなみに、ニトムズの自己融着テープはビニールテープの触感に近いので、この商品の方が弾力があり滑り止め効果も高いかも。

 

私の用途

私の場合、ピッケル等の雪山装備で手が直接触れる金属部分などに自己融着テープを巻き付けて凍傷対策などにしています。

この商品は100円でゴム感が強く、素材感には若干好き嫌いがでるかもしれませんが、今回の補修事例や私のような用途の場合、滑り止め効果も期待できるので却って良いかもしれません。

 

まとめ

天下の100円ショップダイソーは工具系のラインナップが充実している印象は常々感じていましたが、自己融着テープまで揃っていたのは驚きました。

素材に若干の「クセ」=ゴム感は感じましたが、それが却って長所とも言え、とても好印象だったというのが実感です。

ややマイナーな商品になりますが、100円という破格の商品なので一度試してみてはいかがでしょうか? ふとした時に便利ですよ(*^-^*)

「巻き付け番長」ですので特殊な用途の商品ですが、案外出番はありますし、特定の条件下では最高に使いやすいDIY材だと思います。

 

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