古城山(大桑城)で子連れ登山
(越年放送がささやかれる)2020年の大河ドラマ「麒麟が来る」。
本放送では越前編になりつつあるようですが、チビ達と録画で楽しむ我が家はちょうど美濃騒乱の真っただ中。
物語の舞台となる岐阜県山県市の大桑城をドラマのリアルタイムで楽しんできました。
古城山
古城山(こじょうざん)は標高407・5m、岐阜県山県市の北中部に位置する低山です。
県都の岐阜市から車で30分程度、やや奥まった場所に位置していますので、自家用車が無いとアプローチに困るかと思います。
どちらかというと、山の名前「古城山」よりも、山頂付近の戦国城郭遺跡の「大桑城」と言った方が通りが良いかもしれません。
県民として何となく聞いたことがある、程度だったのですが、せっかくチビ達が大河ドラマで盛り上がっていることもあり、コロナの自粛が解除されたのを機に5月23日に子連れ家族登山を楽しんできました。
メンバー
参考としてチビ達の年齢です。
上:8歳10か月(小3待機中)♀
下:6歳5か月(小1待機中)♀
普段は特段の運動はさせていませんが、1~2か月に1回程度、低山を連れまわしている程度の脚力です。
なお、同行した妻は…割愛!
概 要
いきなりですが山頂の写真です。
ヤマレコのデータでは歩行時間が3時間43分となっていますが、実際には休憩を小1時間とっていますので歩行時間は(往復でも)3時間弱です。
登山口・駐車場
駐車場やトイレは再整備されたばかりのようで非常にきれいです。
特にトイレは2020年春時点で新築同様の美しさ。多分、昨年あたりに竣工したばかりなんでしょうね。
駐車場も必要にして十分なサイズ。キレイに舗装されています。
※もう少し奥の突き当り、登山口のすぐ脇にも未舗装の駐車場がありますが、距離にして100m程度の違いなので、私は舗装駐車場のご使用をおススメします!
登山道
前述したとおり、登山道は非常にきれいに整備されており、要所要所には看板や表示板がありますので道に迷う心配はありません。
階段が作られていないのが素晴らしい!
うれしいのは、階段が作られていないこと!!
整備されすぎた登山道って階段が作られてしまっていることが多いのですが、アレ個人的には大っ嫌い(・´з`・)
階段って、チビ達はもちろんですが大人でも歩幅が合わずに苦労します。
好き嫌いはあるでしょうが、自然感が欠如して風情もない気がしますし、往々にしてメンテナンス不足で却って荒れてしまっている場合も多いです。
古城山は適度な整備レベルが非常に好感が持てました。
※一生懸命整備してくださっている行政や関係者の皆様のご苦労を非難する意図はありませんのでご理解ください。
広葉樹の森
岐阜県の低山は杉や檜の植林がなされていることが多いのですが、この山は不思議と自然な広葉樹に覆われていてとても気持ちが良かったです。
ただし、完全な自然のままという訳では無いようで(長所なのですが…)花の木が多く感じられました。きっと、愛好家の皆さんが花をふやしてみえるんでしょうね。キレイでした。
また、登山口周辺はシダ類が多く繁茂しており、山菜取りを受けた形跡もありましたね…( ´∀` )
大桑城の遺構類
山頂付近に近づくと大桑城の遺構類が顔を出します。
それぞれに丁寧な解説看板等が付けられていますし、知名度の割には保存状態が良いと感じました。
注意!:山頂付近のみ足場悪し
全体的には非常に歩きやすくきれいに整備された登山道が続きますが、山頂付近のみ足元が悪いです。
大体10~20m程度ですし、ロープも張ってあるので過度な心配は不要ですが、ちょっとだけ注意が必要です。
山頂
山頂には地元の有志の方々が数十年前に建てられたミニチュアの!天守閣があります。
この山の「顔」ですね(笑)
歴史上あり得ない構造物には賛否あるかもしれませんが、個人的にはありだと思います(#^.^#)
山頂付近は計画的に樹木が伐採されており、眺望ば抜群です。
想像よりもはるか遠方に金華山(稲葉山白・岐阜城)も臨めます。
戦国当時、台頭する斎藤道三を苦々しく思っていた土岐氏の面々は、はるか遠方ながらはっきりと見える斎藤の姿をどのような気持ちで見ていたんでしょうね。。。
注意!:途中にトイレはありません!
注意点として、非常に整備された良い山ですが里山です!
途中にトイレは無いのでご注意ください。
まとめ
古城山、アプローチに自家用車が必要なことを除くと、駐車場や登山道の整備は適度に行き届いており、低山には珍しい美しい広葉樹の山で、かなり高得点でおススメの山でした!
まさに森林浴が楽しめる良い山ですよ!
★今回の記録